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教室通信『彩色1月号より』

本年もよろしくお願い致します

 明けましておめでとうございます。昨年に続き本年もよろしくお願い致します。

 いきなりですが、ラグビーの話し。

国内公式戦80連勝、全国高等学校ラグビフットボール大会3連覇(2009~2011)!という輝かしい実績を持つ『東福岡』高校という学校があります(ちなみに今年は、準決勝で敗退)。無敵を誇っていた時期、最大のライバル校は、同じ県内の『筑紫』高校。この両校の監督の指導方法は、きわめて対照的なもので、テレビなどでも取り上げられました。東福岡高校の監督は、選手の自主性を尊重し、指導は最低限にとどめ、基本的には生徒たちが計画をたて練習を行っていく。接し方もラグビーを楽しもう!という前提のものでした。一方筑紫高校の監督は、いわゆるスパルタ。体罰こそ無いものの、監督の怒号のもと練習が進められていました。上記の通り結果だけを見ると、東福岡の指導が正しいととらえがちですが、東福岡は私立高校、筑紫高校は県立高校。私立高校は、実績のある選手を集めることができます。入部時点での経験、素質と言う面では筑紫高校は劣っているといわざるをえない状況の中でした。それでも毎年の県大会の決勝戦では、僅差の試合を繰り広げていました。仮に筑紫高校が全国大会に出場したとしたら、3連覇出来たかは定かではありませんが、それに近い結果を残せたことでしょう。

 正月に両校を特集した番組にあらためて触れる機会があり、教育の場に立つものとして永遠の課題となる「正しい指導法とは?」ということを考えさせられました。今は、全ての生徒に共通する有効な指導法は存在しないと思っています。私自身、二人の監督の指導のどちらにも近い形をとっていた時期があります。

「今考える最良の方法で一人ひとりと接する」

これが現時点での答えだと思っています。その最良のレベルをあげるべく、 自己研鑚をし続けることが教育の場に立つ自分に永遠に課せられたものだと思っています。

『自分が源泉』。
 
自己研鑚を進めていく上での根本として、今年一年左記の言葉を常に胸にとどめていきます。この言葉は、目の前にあるすべての結果を「自分が創ったとしたら」という立場でその事実と向き合うことを意味しています。日々接しさせていただく生徒との出来事。良いと思えること、悪いと思えること、本当に様々な出来事が起こります。その全てを自分が創りだしたとして向き合っていこうと思います。             (『自分が源泉』 著者 鈴木博氏 創元社)
                               教室責任者 奥松







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