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教室通信『彩色11月号より』

受験生のみなさん

今回は、既に入試当日が視界に入った状況にある受験生のみなさんに向けて書きます。もちろんこれから先にその日をむかえる他学年の人たちもぜひ読んでもらいたいと思っています。あたり前のことですが、受験とは合否を分けるものです。そこには、合格する者と不合格になる者の二者が存在します。

「合格したい」。受験生であれば誰しもがそう思うことでしょう。

そして今、「どうすれば合格できるのか?」または「自分に合格できる学力があるのか?」。このようなモヤモヤ感が頭の中をめぐっていることでしょう。モヤモヤを振り払う方法は、いたって簡単です。「勉強する」。これにつきます。「何それ、当たり前のことわざわざ言わないでよ、もう勉強しているし」と思うかもしれません。ちょっと冷静にこの先を読んでください。この時期の「勉強する」には、前に言葉がつきます。それは、「分析した上で」という言葉です。何を分析するかと言うと、自分が合格点をとるために?ということを分析するんです。

「合格点をとるために?」そう考えることで様々な事柄が浮かんできます。

理科と国語が足を引っ張っている。→理科の方が短期間で得点をとれる単元を増やせそうだ。生物分野なら暗記をし直せばいい。じゃあ、今週中に集中して総復習をしてしまおう。

模擬試験で時間が足りなくなる。→問題を解く際には、ストップウオッチを目に届く場所に置き、設定時間を設け時間内に解くことを意識しよう。

英語のリスニングが出来ない。→2日に1回はリスニング問題を行おう。

志望校の過去問をやらないと。→受験日まで残り◯◯日ある。2回通して行うには、水曜日と金曜日は、過去問を行う日にしよう。

など分析すればするだけ、具体的に何をすべきかが見えてきます。この具体的が大事です。これから入試当日までの期間でいかに得点を取るかということを考えた場合、焦点を絞り無駄なく効率よく取り組まねばなりません。そのために一つ一つをやるべきことを具体化する必要があります。

そして何より大切なことは、実行に移すこと。つまり「勉強する」ことです。いくら分析し具体的な事柄が出てきたとしても思いついただけでは得点にはつながりません。当たり前、本当に当たり前のことですが、実際に「行動する=勉強する」ことで初めて成果となる可能性が出てくるのです。

「今からやって間に合う?」。間に合わないと思う人は、間に合わなかったという現実が待っているだけです。出来るだけのことをやろう。そう思う人には、間に合う可能性が生じます。そして行動移する(勉強する)分だけ、可能性は高くなります。

「やるだけのことはやってみる」と「無理かもしれないからあきらめる」。どちらを選びますか?

                                    (奥松)







 NPO法人子ども自立支援の会発行










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